鎮子[語句情報] »
鎮子
「鎮子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鎮子の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
れがちょうど九時だったのだ。それからこの室で介抱することになって、図書掛りの久我
鎮子と給仕長の川那部易介が徹宵附添っていたのだが、十二時頃被害者が食べた洋橙の中....
「だいこん」より 著者:久生十蘭
突堤のそばの海軍のテントにみなさんがいた。逗子組の初子さん、ベティさん、葉山組の
鎮子さん……申し合わせたように薄色のフロックで、逗子組は白いヘリオトロープ、葉山....
「キャラコさん」より 著者:久生十蘭
の。 隆男《たかお》兄さまも、勇夫《いさお》兄さまも、晶子《あきこ》姉さまも、
鎮子《しずこ》姉さまも、(もちろん、あたしもよ!)呆気《あっけ》にとられて、へえ....