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「鑽仰〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鑽仰の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
新年号の『文学評論』その他」より 著者:宮本百合子
生きた時代のロシアの歴史の制約性と、自身の限界性によって描いた作品をそれなり随喜鑽仰することではない。彼の芸術的現実に現れている深刻な矛盾についても今日に生きて....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
お婆さんの態度が無遠慮なのは、故意にするわけではなく、多分、与八の人相そのものを鑽仰《さんぎょう》することに急で、挨拶の方も、お礼の方もお留守になっているうちに....
歌の円寂する時」より 著者:折口信夫
が、さて其を具体化することは出来ないで了った。その引き続きとして、此歌は漠然たる鑽仰のめどの歌などの「はてなの茶碗」式な信仰を繋いで居る類と、一つことに讃えられ....