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長丁場
「長丁場〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
長丁場の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「丹下左膳」より 著者:林不忘
から十六里。
その古河を今朝たって野木、間々田《ままだ》、小山、それから二里の
長丁場《ながちょうば》でこの小金井。
道中細見記をたどれば、江戸から中村まで七....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
分に酒手をやるという。じぶんでは叫んでるつもりだが、虫のうめきにしか聞こえない。
長丁場で、駕籠かきがすこしくたびれてくると、主水正、「ホイ、投げ銭だ……」
と....
「寄席と芝居と」より 著者:岡本綺堂
は少しく勝手違いの感があるべきであるが、自然に聴衆を惹き付けて、常に一時間内外の
長丁場をツナギ続けたのは、確かにその話術の妙に因るのであった。 私は円朝の若い....
「つづれ烏羽玉」より 著者:林不忘
おたんすまち》までやっておくれ。あの、ほら、南蔵院《なんぞういん》さまの前だよ。
長丁場で気《き》の毒《どく》だけれども南鐐《なんりょう》でいいかえ」 「二|朱《....