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長井兵助
「長井兵助〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
長井兵助の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「彼岸過迄」より 著者:夏目漱石
いぶ聞かされたが、すべての中《うち》で最も敬太郎の頭を刺戟《しげき》したものは、
長井兵助《ながいひょうすけ》の居合抜《いあいぬき》と、脇差《わきざし》をぐいぐい....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
売を止めて、女芸人や年寄は避難させ、丈夫そうなやつだけが合戦の用意をはじめます。
長井兵助などは、長い刀をしきりに振り廻しました。 けれども騒動の中心になったの....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
少し前の方へ進んで身構えをしました。
どうして、あの小男が、あの長剣を抜くか、
長井兵助や、松井源水を見つけないこの地方の人々には、少なからぬ驚異でありましたが....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
向いた年男。 「あちらの方でも御用とおっしゃる」 蛤《はまぐり》をつまみ上げた
長井兵助。 これを見て、がんりきの百の野郎が、手を拍《う》って嬉しがりました。....
「旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
けろといった。お代が弐銭だというので、なんぼなんでも安くってびっくりした。蔵前の
長井兵助の家は、店で歯磨きや楊子《ようじ》を売っていて、大きな長い刀が飾ってあっ....