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長谷川如是閑
「長谷川如是閑〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
長谷川如是閑の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「文学における今日の日本的なるもの」より 著者:宮本百合子
ロッパ近代諸国のそれとは異り、日本の特別な近代化の過程で生じたものであることは、
長谷川如是閑氏の説明(読売、座談会)でも明らかである。明治の文化的相貌も、当時の....
「近頃の話題」より 著者:宮本百合子
回の顔ぶれはアカデミックな部分において、これまでの弱点が補強されている。しかも、
長谷川如是閑氏が参加していることや、会則も綱領もないということなどは、何か質的に....
「矛盾の一形態としての諸文化組織」より 著者:宮本百合子
体を含む支配的傾向の特殊な一面性を告白しているのである。 伝えきくところでは、
長谷川如是閑氏が「新日本文化の会」の会長になるそうである。『日本評論』の匿名リレ....
「文芸時評」より 著者:宮本百合子
らいざらい次の運動の中で発達のためのこやしにすることだ。 六月の『中央公論』に
長谷川如是閑が文芸時評を書いている。プロレタリア文学についての意見の中で、取材、....
「生活の道より」より 著者:宮本百合子
い姿で読んでいる私にそのような十数年以前のことを、おのずから思い出させた。そして
長谷川如是閑氏や吉野作造氏の序文がついていることから、当時は全くわからなかったが....
「「道標」を書き終えて」より 著者:宮本百合子
た単純な歴史的段階も通過しているはずである。むかし、プロレタリア文学作品について
長谷川如是閑が辛辣に批評したことがある。プロレタリア文学にあらわれる人物は、ほと....
「世代の価値」より 著者:宮本百合子
性という点を、特に今日私たちは心しなければならぬのでないだろうか。 こう語って
長谷川如是閑氏の「日本的性格」(岩波新書)にふれると、さながら、そういう危険にさ....
「新しい一夫一婦」より 著者:宮本百合子
とは、一致せざるを得ないところまで具体的な条件において高められて来ている。かつて
長谷川如是閑氏は、個人的感情を階級の義務の前に殉ぜしめることを主題としたプロレタ....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
持ったイデオロギーとしてではなく、もっと一般的に超歴史的な普遍人間的範疇として(
長谷川如是閑氏はそれを道徳的範疇と呼んでいる)、通用するという他の一面を見落すこ....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
的関心をかき立てられた。文学の思想性(例、三木清氏、私など)や作家其の他の教養(
長谷川如是閑氏、谷川徹三氏、など)の問題が持ち出された所以である。又青年論(室伏....
「有島武郎の死によせて」より 著者:宮本百合子
不幸、「死」をとおして光明を感じたことを、認めない訳には行かない。 彼の死を、
長谷川如是閑のように、理智と本能の争いの結果とも見得るし、内的の力の消長の潮流の....
「読書遍歴」より 著者:三木清
とって象徴的である――が創刊されたのは大正八年のことであったと思う。同じ年にまた
長谷川如是閑、大山郁夫氏らの『我等』が創刊されている。主として『中央公論』によっ....
「今昔茶話」より 著者:国枝史郎
、画家の幡恒春や、今は無き橋戸頑鉄や、水島爾保布や、釈瓢斉などであり、社会部長は
長谷川如是閑先生であった。通信部には支那通の波多野乾一がいた。 そうして風見さ....
「日本の頭脳調べ」より 著者:戸坂潤
。そして少しでも思想的な価値を有っている人間は、文化勲章には適当でないのである。
長谷川如是閑氏も駄目なら、西田幾多郎氏でさえ適切でない。徳富蘇峰氏も一種の言論家....
「〔付〕唯物論研究に就て(戸坂潤手記)」より 著者:戸坂潤
を議長とし、規約を決定、次の十七名の幹事を選衡委員会によって選定した。 小泉丹
長谷川如是閑 小倉金之助 本多謙三 三枝博音 富山小太郎 丘英通 服部之総 斎藤....