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閃光
「閃光〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
閃光の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ある宇宙塵の秘密」より 著者:海野十三
たのだった。それはちょうどこんな寒い十二月の夜ふけ、突如として研究所の屋上に一大
閃光がサッと輝くとみるまに、轟々たる怪音をたてて、ロケットが空中に飛び上ったので....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
、閃きはじめた。 「確かに、こちらを呼んでいるのですね。あれは、硝子板を応用した
閃光通信です。おい通信兵、頼むぞ」 背後の座席にいた通信兵は、このとき大きく肯....
「少年探偵長」より 著者:海野十三
もえさける音、ドカーン、ドカーンとひっきりなしに聞える炸裂音、そのたびに、蒼白い
閃光が、パッと焔と煙をつらぬいて、阿鼻叫喚の地獄絵巻とはまったくこのことだった。....
「怪星ガン」より 著者:海野十三
ゆさゆさと揺れだした。また、ときおりどこからさしこんでくるのか、目もくらむほどの
閃光が頭上で光ることがあった。 テッド隊長はいそがしかった。繋留索は、はじめは....
「洪水大陸を呑む」より 著者:海野十三
にとび散るよ、あの弟月が……」 おじさんの声が終らないうちに、画面は目もくらむ
閃光で、ぴかぴか、くらッくらッと光り、画面に、ものの形を見わけることができなかっ....
「今昔ばなし抱合兵団」より 著者:海野十三
とか助けてくれ。あ、電話を切っちゃいかん。……」 といっているとき、大音響と大
閃光とに着飾って好ましからぬ客がわれわれの頭の上からとび込んできたのであった。そ....
「英本土上陸作戦の前夜」より 著者:海野十三
。 天地もひっくりかえるような大音響が起った。入口の方からは、目もくらむような
閃光が、ぱぱぱぱッと連続して光った。防空壕は、船のように揺れた。そして異様な香り....
「宇宙戦隊」より 著者:海野十三
はめこんである、時計の秒針の動きを見つめている。 そのときだった。前方に一大|
閃光が起った。と、その爆風で、艇はうしろへ押しもどされた。 「出発――」 たた....
「太平洋魔城」より 著者:海野十三
がさけんだ。 ごうごうの爆音は、それからまだ十四、五分もひっきりなしにつづき、
閃光はぴかぴかと夜空にはえた。 海は一面、すさまじい焔が、もえひろがって、もの....
「大空魔艦」より 著者:海野十三
の瞬間、天地もふるうような大爆音が起った。猛烈な空気のながれ、目もくらむような大
閃光。 ぐわーん、めりめりめり、ばらばらばらと、なにが飛ぶのか、根拠地の奥の方....
「太平洋雷撃戦隊」より 著者:海野十三
だった×の哨戒艦の横腹に、突然太い水柱があがりました。くらくらと眩暈のするような
閃光。と、ちょっと間をおいて、あたりを吹きとばすような大音響! どどーン、ぐわ....
「雷」より 著者:海野十三
、雨は急に小やみになってきた。雲間がすこし明るく透いてきた。雲足は相変らず早く、
閃光もときどきチカチカするが、雷鳴はだいぶん遠のいていった。どうやら今日の夕立は....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
行班の指揮者が呶鳴っている。 と、その時左舷の方にあたって、眼もくらむような大
閃光と同時に艦橋も檣も火の海! だだだーん、がががーん。 ひゅうひゅうひゅう....
「空襲警報」より 著者:海野十三
、グワーン。 ドドドドーン。 ガン、ガン、ガン、ガン。 目がくらむような大
閃光とともに、大地が海のようにゆらいだ。ものすごい大爆発! まぢかもまぢか、聴音....
「白光」より 著者:井上紅梅
暈を感じて、顔色は灰色に成り変り、過労のため赤く腫れ上った二つの眼の中から奇妙な
閃光が飛び出した。この時は、実はもう壁の上の掲示などは眼の中にない。ただたくさん....