間の山節[語句情報] » 間の山節

「間の山節〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

間の山節の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
のお杉お玉両女のうち、お玉と申すのがことのほか姿容《きりょう》がよい、それによく間の山節という歌をうたい申す、拙者も旅の徒然《つれづれ》に、右のお玉を旅宿に招《....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
やりましたが、 「忘れるといえば、わたし、三味線の手を忘れてしまやしないか知ら。間の山節は、わたしよりほかに歌える人はないんだから、あれをわたしが忘れてしまうと....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
つけ出して、 「お玉に違いない、お玉が、また逗留《とうりゅう》のお客様に呼ばれて間の山節を聞かせに行くのだ」 土地の人は、よく知っていて見逃さない。お玉が通る....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
それでは間《あい》の山《やま》をごらんになりましたか」 「間の山は見ないけれど、間の山節というのを聞いたことがある。そういうお前こそ伊勢の国のうまれか」 「わた....