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関渉
「関渉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
関渉の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新生」より 著者:島崎藤村
んのことを思ってる分には、幾ら思っていても関《かま》わんと。そんなことまで他人が
関渉の出来るものでもない。ところが義雄の考えはそうじゃない。心の中で思っていても....
「質問へのお答え」より 著者:宮本百合子
血と肉と情熱とをもって理解されてゆくでしょう。 日本の大学法案にすべての学問に
関渉をもつ人が反対していること、研究所閉鎖に科学以外の文化の専門家が心からの反対....
「連環記」より 著者:幸田露伴
ノ在列は源ノ順に及ばず、順は以言と慶滋保胤とに及ばず、と断じた。保胤と順とは別に
関渉は無かったが、兎死して狐悲む道理で、前輩知友の段々と凋落して行くのは、さらぬ....
「自警録」より 著者:新渡戸稲造
ら無理をいうてもハイハイと忍ぶ。どこまでもそれに付け込んで彼女の名誉や生命にまで
関渉《かんしょう》せんとするときには、どっこい、それは不可《いかん》と毅然として....