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閼伽棚
「閼伽棚〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
裁で来ていて」 などと、源氏は言った。美しい侍童などがたくさん庭へ出て来て仏の
閼伽棚《あかだな》に水を盛ったり花を供えたりしているのもよく見えた。 「あすこの....
「源氏物語」より 著者:紫式部
なって院は尼宮のお住居の西の渡殿の前の中の塀から東の庭を草原にお作らせになった。
閼伽棚などをそのほうへお作らせになったのが優美に見える。宮の御出家のお供をして乳....
「源氏物語」より 著者:紫式部
い動機で仏の御|弟子になられた方にも劣る自分であると残念にお思いになるのである。
閼伽棚に置かれた花に夕日が照って美しいのを御覧になって、 「春の好きだった人の亡....