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阻隔
「阻隔〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
阻隔の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「芥川の事ども」より 著者:菊池寛
やることで芥川の気に入らぬこともたくさんあっただろうが、しかし十年間一度も感情の
阻隔を来したことはなかった。自分は何かに憤慨すると、すぐ速達を飛ばすので、一時「....
「だいこん」より 著者:久生十蘭
ル》は根太が腐ってもクラブ・ハウスへ足踏みさせないといい、絶対に融和の望みのない
阻隔状態になっていたのに、大小おそろいでクラブへ出現したなんてのはいかにもおかし....
「東西相触れて」より 著者:新渡戸稲造
のを禁じ、また東から西に来るものを止め、鎖国政策に似たる政策を行うて東西の関係を
阻隔《そかく》してしまった。これがために文化的交通は行われず、商品さえもその輸出....
「三国志」より 著者:吉川英治
あらわして云った。 「臣、はかるに、呉は魏が軍勢を催促しても、従来の感情、国交の
阻隔などからも、決して軽々しく、その命に従うものではありますまい。……ただここに....