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「阿含経〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

阿含経の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
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十二支考」より 著者:南方熊楠
夫は提婆達多《だいばだった》の前身だとあるが大虫は誰の前身とも説いていない。『中阿含経』十六に大猪《おおぶた》五百猪に王たり嶮難道を行くうち虎に逢う、虎と闘わば....
般若心経講義」より 著者:高神覚昇
山ほととぎす初鰹」という句でありますが、この「眼には青葉ではないのです。『増一|阿含経』というお経の中には、 「眼は色をもって|食」 ということばが出ておりま....
十二支考」より 著者:南方熊楠
で眠る奴は死後竜に生まれる。修摩那は一週間|経《た》ったら四神足を得べしと(『長阿含経《じょうあごんぎょう》』二十二)。また給孤独園《ぎっこどくおん》で新たに出....
十二支考」より 著者:南方熊楠
《くろんぼ》女の夜這《よば》いを叱《しか》り卻《かえ》したに次いで豪い(『別訳雑阿含経』巻二十、南方先生|已下《いか》は拙《やつがれ》の手製)。『弥沙塞五分律《....
十二支考」より 著者:南方熊楠
し、また能く隠形し、あるいは大にあるいは小にす〉と言うのみ翼ありと言わず(『増一阿含経《ぞういちあごんぎょう》』一四)。ラウズ英訳『仏本生譚《ジャータカ》』一九....
十二支考」より 著者:南方熊楠
時強いて餅に向うたがたちまち座を外《はず》して見えずと(『諸国里人談』五)。『中阿含経』に白狗が前世にわが児たりし者の家に生まれ、先身の時|蔵《かく》し置いた財....
十二支考」より 著者:南方熊楠
群れ歩く。この時は色情に目暮れて人をも一向恐れず、甚だ不敵になり居ると載す。『中阿含経』一六にいわく、大猪、五百猪の王となって嶮難道を行く、道中で虎に逢い考えた....
断片(Ⅱ)」より 著者:寺田寅彦
可笑しいというのである。そして経文を引用してある中に、海水の鹹苦な理由を説明する阿含経の文句が挙げてある。ところがその説明が現在の科学の与えている海水塩分起原説....
獄中通信」より 著者:戸坂潤
しておこう。専ら仏教の勉強だ。仏教関係の書物二十五冊以上、内、国訳一切経十四冊(阿含経10、四分律4)、諦観の「天台四教儀」(織田の「和解」による。なお蒙潤の「....