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陰茎
「陰茎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
陰茎の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ば》康頼の『医心方』から引き陳《つら》ねた奇薬の名の内に、馬乳、白馬茎、狐と狗の
陰茎あり。四十年ほど前予が本草学を修めた頃は、京阪から和歌山田辺(想うに全国到る....
「戦争はわたしたちからすべてを奪う」より 著者:宮本百合子
具、人の手足に纏い、又は手にて使用する補助具、他のために利用せらるゝ人。もしくは
陰茎、とあり。遺憾ながら予の顔面に該当品を発見せず」 あきらかに、いまの日本に....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
ていたが、それ以下の男児は、男たる事を証明するために、関の役人の前で前をまくって
陰茎を示したものである。女の子は振袖を着けて、それだけで済んだ。道中には所々に藩....
「熊狩名人」より 著者:佐藤垢石
取ります。幾頭も熊の腹を割いてみて、驚くべき事実を発見しました。 それは、熊の
陰茎には骨が入っていることです。軟骨ではありません。普通の硬い骨です。太さは竹の....
「澪標」より 著者:外村繁
、胯間には、臍下から会陰部へかけ、陰毛が生え揃った。亀頭は包皮で包まれているが、
陰茎も、睾丸も大きくなった。かなり醜悪である。勿論、性欲を催すと、私の意志とは全....
「美しい日本の歴史」より 著者:吉川英治
、やにわに、尼の前へ立ちふさがったと思うと、法衣のすそを捲り上げた。そして股間の
陰茎を白日の下に露出し、しかも身を反らしてそれを赤黒い巨大なものに怒らしてみせな....