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陸蒸気
「陸蒸気〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「詩の原理」より 著者:萩原朔太郎
人にとってみれば、これくらいプロゼックのものはなかったろう。むしろ彼等は、西洋の
陸蒸気《おかじょうき》に乗って旅することを、無限の詩的に考えていた。 かく個人....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
生もどうだか)このごろ異国のやつらは蒸気車というやつをこしらえやがったぜ、つまり
陸蒸気《おかじょうき》さ――黒船を陸《おか》へ上げて蒸気の力で車を走らせようとい....