»
隆
「隆〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
隆の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「竜」より 著者:芥川竜之介
一
宇治《うじ》の大納言
隆国《だいなごんたかくに》「やれ、やれ、昼寝の夢が覚めて見れば、今日はまた一段と....
「西郷隆盛」より 著者:芥川竜之介
まっと》うしようと思う。もっとも後《のち》になって聞けば、これは「本間さんの西郷
隆盛《さいごうたかもり》」と云って、友人間には有名な話の一つだそうである。して見....
「馬の脚」より 著者:芥川竜之介
のは下《しも》に掲げる出来事である。
「二月×日 俺は今日|午休《ひるやす》みに
隆福寺《りゅうふくじ》の古本屋《ふるぼんや》を覗《のぞ》きに行った。古本屋の前の....
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
期が出現した。その後に次いで来た深甚な沈退時代を見るにつけてもなおさら我々はこの
隆盛期に対して完全な賛美を捧げないわけにはゆかないのである。この時代にはもはや文....
「草迷宮」より 著者:泉鏡花
、雨じみの魍魎と、肩を並べて、その頭、鴨居を越した偉大の人物。眉太く、眼円に、鼻
隆うして口の角なるが、頬肉豊に、あっぱれの人品なり。生びらの帷子に引手のごとき漆....
「唄立山心中一曲」より 著者:泉鏡花
広袖を被った、から脛の毛だらけ、図体は大いが、身の緊った、腰のしゃんとした、鼻の
隆い、目の光る……年配は四十|余で、稼盛りの屈竟な山賊面……腰にぼッ込んだ山刀の....
「開扉一妖帖」より 著者:泉鏡花
なこの怪しい鳥は、円髷が黒かった。 目鼻立ちのばらりとした、額のやや広く、鼻の
隆いのが、……段の上からと、廊下からと、二ヶ処の電燈のせいか、その怪しい影を、や....
「活動写真」より 著者:淡島寒月
日本の活動写真界の益々進歩
隆盛に赴いて来るのは、私のような大の活動写真好きにとっては誠に喜ばしい事である。....
「瓜の涙」より 著者:泉鏡花
優しい眉の、目の涼しい、引しめた唇の、やや寂しいのが品がよく、鼻筋が忘れたように
隆い。 縞目は、よく分らぬ、矢絣ではあるまい、濃い藤色の腰に、赤い帯を胸高にし....
「三枚続」より 著者:泉鏡花
すれた声、顔をしかめながら嬉しそうに笑ったのは、愛吉といって、頬に角のある、鼻の
隆い、目の鋭い、眉の迫った、額の狭い、色の浅黒い、さながら悪党の面だけれども、口....
「式部小路」より 著者:泉鏡花
いたしますッて、そういったら、お嬢さん、……」 としばらくものを言うあたわず、
隆いが、ぞんざいな鼻を啜って、 「たった一人の、佃のおふくろにまで、愛想を尽かさ....
「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
内閣に鋭い怒りを感じているものであります。(拍手)ここでわが党の参議院議員佐多忠
隆君が貴国を訪問して三原則、三措置、すなわち、(1)中日両国の正常な関係の回復を....
「まあまあ居士の弁」より 著者:浅沼稲次郎
和田巌、中村高一、平野力三、三宅正一、川俣清音、宮井進一、吉田実、田所輝明、稲村
隆一等々で、学生が若き情熱に燃えて社会主義社会を建設するという理想の下に民衆の中....
「私の履歴書」より 著者:浅沼稲次郎
会を作り、暁民共産党に発展した。一方、私たちは北沢新次郎教授を中心に和田厳、稲村
隆一、三宅正一、平野力三、中村高一らが集まって建設者同盟を結成した。建設者同盟は....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
くない。恩賞は今日の国家の実情に合する如く根本的に改革せねばならぬ。信賞必罰は興
隆国家の特徴である。 発明は単に日本国内、東亜の範囲に限る事なくなるべく全世界....