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隔心
「隔心〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
隔心の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「婦系図」より 著者:泉鏡花
町の清正公の出世開運のお札と一所にしてあった、その新聞の切抜を出す、とお妙は早や
隔心も無く、十年の馴染のように、横ざまに蓐に凭れながら、頸を伸して、待構えて、 ....
「仮装人物」より 著者:徳田秋声
らぬ世間の女性を心ひそかに物色してもいた。女性の前に今まで膝も崩さなかった儀容と
隔心とが、自然に撤廃されそうであった。 葉子は下宿へ逢いに来る一色と対で二三度....