隔月[語句情報] »
隔月
「隔月〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
隔月の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「もの思う葦」より 著者:太宰治
業もなにもあったものでない。いろいろ考えてからもの思う葦という題で毎月、あるいは
隔月くらいに五六枚ずつ様々のことを書き綴ってゆこうというところに落ちついたのだ。....
「魔都」より 著者:久生十蘭
在しては帰国するのが例になっていたが、松谷鶴子を愛するようになってからはほとんど
隔月ごとに頻繁に来朝するようになったというのもまた無理のない次第。
さて松谷鶴....
「子規居士と余」より 著者:高浜虚子
しにても経済的のことならば改むるに憚らずそれらは御考にて如何様とも可被成候。ただ
隔月刊行の事は小生絶対的反対に有之候。
隔月にするようならば廃刊のまさるに如かずと....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
求古会なるものは団十郎の世を終るまで約二十年間継続していた。はじめは毎月あるいは
隔月ぐらいに団十郎の自宅で開会していたが、二年ばかりでやめてしまって、会員は単に....