雄物川[語句情報] » 雄物川

「雄物川〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

雄物川の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
山の人生」より 著者:柳田国男
が、神棚に載せてあった。主人にそのわけを尋ねると、つい近いころに、山の下を流れる雄物川の岸で草を苅っていると、不意に大きな物音がして、山から飛降りた者がある。よ....
野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
ジナにも接して、なお新しいスカンポさえも併用せられる。他の一端では信州北部羽後の雄物川流域などにも、二系|相剋の跡を留めている。太平洋側では陸中|釜石の附近がそ....
年中行事覚書」より 著者:柳田国男
の順を追うて書いて行くことにする。 正月十六日を「にお積み」というのは、羽後の雄物川流域などの風である。ニオはすなわち稲村のこと、中央部でスズミともスズシとも....
母の手毬歌」より 著者:柳田国男
後に二度まで出る小昼の二回目を、オトコビルと呼ぶ名もある。そうかと思うと秋田県の雄物川すじから、津軽地方までのかなり広い区域で、ただ田植の日の豆の粉握飯、または....