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「離村〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

離村の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
たよれなくなった人民の中には木曾谷に見切りをつけ、旧い宿場をあきらめ、追い追いと離村するものがある。長く住み慣れた墳墓の地も捨て、都会をめがけて運命の開拓をここ....
社会時評」より 著者:戸坂潤
尤も之は何も婦人達に就いてばかり云っているのではなく、青森県で出来た「農村婦女子離村防止委員会」(市町村長・警察署長・職業紹介所長等からなる)や山形県下の「娘を....
現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
会的な、科学的な、全貌ではない。身売防止運動の実際活動を見ていると、つまり一種の離村阻止運動となっていることに注目される。ここではもう女郎に売られるとか、女の子....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ね。 『世界外交史』の第二巻買ってお送りします。岩波から野尻重雄という人の『農民離村の実証的研究』という本が出ていて買いましたが、統計が多くて今の私にはこなして....
人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
ら、――または戦死者以外の死亡が通常よりも少かったか――これは労働の価格の騰貴と離村向都から云って、ありそうなことである――のいずれかである、ということになるで....
浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
の不安は高まっております。その上、池田総理は、農村を合理化するために六割の小農を離村せしむる、つまり小農切り捨てをいっております。このうえに農村から六百万有余の....