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雨靄
「雨靄〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
雨靄の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「渾沌未分」より 著者:岡本かの子
水にはいれぬことになってしまったので、小初先生が先導と決った。 十時頃から靄は
雨靄と変ってしまった。けだるい雨がぽつりぽつり降って来た。 小初は気のない顔を....
「人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
むこうでいびつな鏡のようにゆれている。そのとき、|仏マダガスカル航空の郵便機が、
雨靄をくぐりくぐり低空をとおってゆく気配。座間は、むっくり体をおこして言った。 ....