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雪花石膏
「雪花石膏〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
雪花石膏の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「小公女」より 著者:菊池寛
しょう。」 セエラは夢の中の人のように、幸福そうな微笑をたたえながら、石鹸皿を
雪花石膏の水盤に見たてて、薔薇の花を盛りました。それから毛糸を包んだ紅白の薄紙で....
「世界怪談名作集」より 著者:岡本綺堂
いのでした。彼女の寝ている姿は、巧みな彫刻家が女王の墓の上に置くために彫りあげた
雪花石膏の像のようでもあり、または静かに降る雪に隈なくおおわれながら睡っている少....
「水仙月の四日」より 著者:宮沢賢治
ぐに四方に発射し、下の方に落ちて来ては、ひっそりした台地の雪を、いちめんまばゆい
雪花石膏《せっかせっこう》の板にしました。 二|疋《ひき》の雪狼《ゆきおいの》....