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雷管
「雷管〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
雷管の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「土鼠と落盤」より 著者:黒島伝治
し、ハッパ袋をあけていた。 井村は、飴ン棒のようなハッパを横にくわえ、ミチビを
雷管にさしこむと、それをくわえているハッパにさしこんだ。 「おい、おい、女ゴ衆、....
「火星兵団」より 著者:海野十三
ンクから地上まで鉛管を何本も出して、ポンプで吸出すように仕掛を作っておいたから、
雷管のついた薬莢さえあれば、いくらでもガス弾は作れるのであった。
「突撃隊、集れ....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
時彼は、胸の湯気が伝わって火薬が少し湿気を帯びてることに気づいた。彼はピストルに
雷管をつけ、火口の中につまってた火薬をなお少し多くした。それからふたりの男は別れ....
「J・D・カーの密室犯罪の研究」より 著者:井上良夫
りつけ、ドウムドーフが卓子の上に置いていた酒瓶をレンズと変じ、壁にかけられた銃の
雷管に焦点があたって遂に発射させる。ためにベッドに臥していた主人の胸板が射抜かれ....
「熊」より 著者:神西清
をあらためながら)ええと、ピストルにもいろいろ種類がありましてね……決闘専用の、
雷管のついたモーチマー式のもあります。だがお宅のこれは、スミス・ウェッソン製のレ....