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「雷鼓〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

雷鼓の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
人の但馬守|宗矩が、ひどく可愛がっていた犬でもあり、殊に、紀州頼宣公が愛している雷鼓という牝犬の児を、宗矩が所望して育てたという素姓書もある犬なのであった。――....
三国志」より 著者:吉川英治
、野に喚きあい、闇夜の山にまた吠え合った。――しかもそこではさらに、呉の徐盛が、雷鼓して伏兵を起し、山上山下から襲ってきた。 「百万の敵も何かは」 日頃と変ら....
三国志」より 著者:吉川英治
て深追いしなかったが、それでもたちまち両岸の物陰から魏の旗がひらめき見え、喊声、雷鼓の潮とともに、 「司馬懿、待ちうけたり」 「郭淮。これにあり」 と、両方か....