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電気蓄音機
「電気蓄音機〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
電気蓄音機の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「老ハイデルベルヒ」より 著者:太宰治
んが出て来て注文を聞きました。店の食卓も、腰掛も、昔のままだったけれど、店の隅に
電気蓄音機があったり、壁には映画女優の、下品な大きい似顔絵が貼《は》られてあった....
「青春の逆説」より 著者:織田作之助
義失礼さんにござんす……」そうして、男は聴馴れぬ調子でぺらぺら喋り立てたが、再び
電気蓄音機が鳴り出したので、はっきり聴きとれなかった。曲は「赤い翼」。豹一は自分....
「レコード夜話」より 著者:宮城道雄
めていった。 幸いのことに、つい先日ビクターから勤続二十五年以上の御褒美に小型
電気蓄音機を貰ったので、それで聴いて楽しんでいる。 私はレコードを一人で静かに....