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霓裳
「霓裳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
霓裳の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「愛卿伝」より 著者:田中貢太郎
に出でて水は湖に在り 微瀾倒に浸す玉浮図 簾を掀げて姐娥と共に語らんと欲す 肯て
霓裳一|曲を数えんや無や 手に弄す双頭茉莉の枝 曲終って覚えず鬢雲の欹くことを ....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
たびに、虫の音はみな息をひく。昼はさほどとも見えない秋草の花々も、顔を粧ってみな
霓裳羽衣を舞うかのように戦ぎ立つ。 「…………」 「よし、これまで」 武蔵が、....
「三国志」より 著者:吉川英治
名である。深窓の姫君でありながら、この呉妹は、生れつき剛毅で、武芸をこのみ、脂粉
霓裳の粧いも凛々として、剣の簪をむすび、腰にはつねに小弓を佩き、その腰元たちもみ....