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青年学校
「青年学校〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
青年学校の前後の文節・文章を表示しています。該当する14件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「思想と風俗」より 著者:戸坂潤
を合わせるという点が、この大会の呼び物であったのである。 なる程青年団は青訓や
青年学校や軍事教練から連想されるように全く文部省的存在ではあるが、併しこの文部省....
「鏡の中の月」より 著者:宮本百合子
かけたことも度々ある山口は、ゆっくりと内ポケットから名刺ばさみをとりだし、狭谷町
青年学校主事、狭谷町醇風会理事、その他二つ三つ肩書を刷りこんだ名刺を瀧子に渡した....
「今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
織は私立大学連合会三九校、私立専門学校協会一七九校、私立中等学校連合会および私立
青年学校連合会一、一五一校、私立初等学校・私立幼稚園総連合二七校によって構成され....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
わけになるのである。
普通の学校・大学の教育統制に限らず、三五年四月から始まる
青年学校から始めて、各種農村塾、青年団、在郷在営軍人団、各種宗教団、等一切のもの....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
出来ないプランであるらしい。 実業補習学校と青年訓練所とを一緒にしようという「
青年学校」案を、××××に一蹴された腹癒せとしては、出来すぎた案だと思ったのに、....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
統一的な「宗教法」)に苦情のあろうはずがないように、国民精神と人格の製造のための
青年学校による教育統制(文政審議会で決った)や、忠良なる思想のための言論統制と学....
「田端の汽車そのほか」より 著者:宮本百合子
カアの響きとともに、朝から夕刻まで、崖上に巣をかけた私のしず心を失わした。夜間、
青年学校が開かれるようになって遂に苦しさは絶頂に達した。この家は、外部の力で、持....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
店法実施、皆サンお買物は十時まで! 演習十九日、二十六日」と立看板が立っている。
青年学校義務制(十四年から)のための青年調査の注意がケイ示されている。 そうい....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
すから。
あれやこれやで、多賀ちゃんは、野原へ、となりの桶屋さんの娘でこの三月
青年学校を出る娘をこちらによこさないか、手紙をかいてくれました。きっと多賀ちゃん....
「かぶと虫」より 著者:新美南吉
工さんの家は、大きい通りにそってありました。そこの家の安雄《やすお》さんは、もう
青年学校にいっているような大きい人です。けれど、いつも、小さい太郎たちのよい友だ....
「米」より 著者:犬田卯
――」と勇は生返事した。 勇を北満の開拓にやってもらえまいか、ということは村の
青年学校の先生からの、前々からの懇望だったのである。勇にもその気がないことはなか....
「その人を知らず」より 著者:三好十郎
ていただいて……もっとも、私は眼がすこしいけないものですから、事務関係とそれから
青年学校の講師にまわされておりますが……とにかく、いっしょうけんめいに―― 伴 ....
「四つの都」より 著者:織田作之助
しているのである。 初枝「……次は、飛び入りマラソン競争であります、来賓の有志、
青年学校、在郷軍人会、壮年団の有志の方は特にふるって御参加願います」 放送の途中....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
るべきかくの如き特権は速やかに撤廃すべきである。中等学校以上に入らざる青年にも、
青年学校の進歩等に依り優れたる指揮能力を有する者が尠くない。また軍隊教育は平等教....