青面金剛[語句情報] » 青面金剛

「青面金剛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

青面金剛の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三人の相馬大作」より 著者:直木三十五
」 大作は、大砲へ頬を当てて、もう一度、照準をきめてみた。半ヶ月前、半沢山から青面金剛堂を、打破ったので、大砲の偉力は十分に信じることができたし、自分の火術に....
十二支考」より 著者:南方熊楠
全書』十一版十一巻に伝あり)を助けて大英博物館の仏像整理中、本邦祀るところの庚申青面金剛像《こうしんせいめんこんごうぞう》に必ず三猿を副《そ》える由話すと、氏は....
霧陰伊香保湯煙」より 著者:三遊亭円朝
します宿屋の向横町を真直に這入りますと、突当りに香取神社の鳥居がありまして、傍に青面金剛と彫付けた巨きな石塚が建って居ります。鳥居から右へ曲ると高梨の家で、左右....
塩原多助一代記」より 著者:三遊亭円朝
居りますが、其の頃は極淋しく、水は岩間に当ってドウードッと流れます。松の木の側に青面金剛という石が建って居ります所に、両人連れの者が※し合羽を着て、脚半草鞋に旅....
年中行事覚書」より 著者:柳田国男
、一方にはまた馬頭観音の像だといって、石の表に彫刻してあるものには、非常に庚申の青面金剛像と、よく似たものが見られるのである。 庚申の信仰は中国から来たものだ....