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非参議
「非参議〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
非参議の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
一種の不安とが一つになって苦しかった。 「その直衣の色はあまり濃くて安っぽいよ。
非参議級とかまだそれにならない若い人などに二藍というものは似合うものだよ。きれい....
「源氏物語」より 著者:紫式部
官への纏頭はお后の大|饗宴の日の品々に準じて下された。親王がたには特に女の装束、
非参議の四位、殿上役人などには白い細長衣一領、それ以下へは巻いた絹を賜わった。院....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
后宮大夫まで登ったのだから、最後には公卿に列したには違いないのだが、こういうのは
非参議の三位といって、何かわびしい現世での成りそこねに見えるのである。既に道長の....