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「面付き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

面付きの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
か」 「どうも嘘らしい」と、兼吉は首をふった。「その職人は竹と云って、年も若し、面付きこそ人並だが、酒はのむ、博奕は打つ、どうにもこうにもしようのねえ野郎だ。お....
近世快人伝」より 著者:夢野久作
うな気持になるのでなあ……まことに面目ない、浅ましい話じゃったが、奈良原が、あの面付きでシカメて酢を飲みよるところはナカナカ奇観じゃったよ。奈良原は酒を飲むとい....
小坂部姫」より 著者:岡本綺堂
も取り押さえて吟味いたせど、あらぬことのみ口走りてちっとも埓あかず。さりとて彼の面付き、眼の配り、世のつねの乱心狂気ともおぼえませねば、何か子細ありげな奴、あら....