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面白おかしい
「面白おかしい〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
面白おかしいの前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「倫敦消息」より 著者:夏目漱石
とぎす」で募集する日記体でかいて御目にかけよう。出来事だって風来山人の生活だから
面白おかしい事はない、すこぶる平凡な物さ。「オキスフォード」で「アン」を見失った....
「前哨」より 著者:黒島伝治
努めるのだった。戦争とは何等関係のない、平時には、軍紀の厳重な軍隊では許されない
面白おかしい悪戯や、出たらめや、はめをはずした動作が、やってみたくてたまらなくな....
「雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
届きな芸人を、さんざんに、剣の先きでもてあそんだ末、試し斬りも自由という、平馬の
面白おかしい誘引に乗って、ここまで来てしまった彼等、いのち賭けの仕事と、はじめて....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ん酒の利き目が、ここまで来て発したところへ茶碗酒の迎えが、めっぽう利いた。こうも
面白おかしい気分のところへ、誂《あつら》えもしないのに音楽の合奏と、頼みもせぬに....
「自警録」より 著者:新渡戸稲造
義と罵《ののし》り、あるいは説教するに聖人の句を引用して人を罪《つみ》するごとき
面白おかしいことがとかくありがちである。 こういうふうに他人が吾人《ごじん》の....
「初看板」より 著者:正岡容
が美味《おい》しいのでなければ……。では、どうしたらその味が出るか、本筋なうえに
面白おかしい味が出て、皆さんによろこんでいただくことができるか。 その答えとし....