面目次第も無い[語句情報] » 面目次第も無い

「面目次第も無い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

面目次第も無いの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
新ハムレット」より 著者:太宰治
さい。坐って落ちついて、ゆっくり考えてみて下さい。ホレーショー、お聞きのとおり、面目次第も無い事です。」 ホレ。「そうでしたか。やっぱり張本人がいたのですね。....
松の操美人の生埋」より 著者:三遊亭円朝
見詰めた切り、暫くは口もきけません。 兼「お嬢様まア何うなすった」 娘「兼や誠に面目次第も無い、お母様と私と一昨年からこんな業をして」 兼「ほんにまアねえ、私も....
沼夫人」より 著者:泉鏡花
思をさせるでもなかろう。で、一向|無頓着に、 「何だい、いつかの一件とは?」 「面目次第も無い件さ。三年|前だ、やっぱりこの土地で、鉄道往生をし損なった、その時....