» 面隠

「面隠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

面隠の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
伝だろうが、巻十一の此歌の方が稍素直である。 ○ 相見ては面隠さるるものからに継ぎて見まくの欲しき君かも 〔巻十一・二五五四〕 作者不詳 ....
小説 円朝」より 著者:正岡容
、あとから耳許へ聞こえてきた、木の葉の合方、山嵐や谺の鳴物も聞こえてきた、扇で半面隠して一生懸命声張り上げている小勝《こかつ》師匠の高座姿さえマザマザとして見え....
雲霧閻魔帳」より 著者:吉川英治
目に考えた。 そこを、二日目の宵立ちに出た時は、旅合羽の裾に、鉄こじりを見せ、面隠しの笠寒い素わらじの指先を、江戸へ向け返して、田所町へ。――そして、 「ごめ....