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「面面〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

面面の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
旅愁」より 著者:横光利一
を現したときは、来た峰の上に折れまがった長いその影を取り包んで、七色の彩光が氷の面面に放射していた。 「お疲れになったら、あたしが先に行きましてよ。そう仰言って....
夜の靴」より 著者:横光利一
面から擡げたまま、雨の波紋の中を泳ぎ廻っている―― 千年の古さを保った貴品ある面面の石塊。どの屋根の上にも五つ六つの千木を打ち違え、それを泛き上らせた霧雨がぼ....