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鞍馬石
「鞍馬石〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鞍馬石の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「青年」より 著者:森鴎外
つ極まるともなく極まったという工合である。一巡して来て、蹂口に据えてある、大きい
鞍馬石の上に立ち留まって、純一が「午から越して来ても好いのですか」と云うと、蹲の....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
なりませぬ」
京都下河原、二階堂志津馬の寮の、一部屋であった。狭い庭であるが、
鞍馬石に、木竹を配して、巧妙に布置されてあった。牧は
(山内も、家中の、尊王熱に....
「茶屋知らず物語」より 著者:岡本かの子
りました。 夕風が立って来たか、青簾はゆらゆら揺れます。打水した庭にくろずんだ
鞍馬石が配置よく置き据えられ、それには楚々とした若竹が、一々、植え添えてあります....