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「鞠問〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鞠問の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
運命」より 著者:幸田露伴
るに藉り、都督の耿※庸というもの、闕に詣り事を奏したりけるを、斉泰|請いて執えて鞠問しけるに、王が将に兵を挙げんとするの状をば逐一に白したり。 待設けたる斉泰....
魚玄機」より 著者:森鴎外
本づいて魚玄機を逮捕させた。玄機は毫も弁疏することなくして罪に服した。楽人陳某は鞠問を受けたが、情を知らざるものとして釈された。 李億を始として、かつて玄機を....
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
一人の賊を牽いて来て、これがすなわち我来也であると申し立てた。すぐに獄屋へ送って鞠問したが、彼は我来也でないと言い張るのである。なにぶんにも証拠とすべき贓品がな....
悪僧」より 著者:田中貢太郎
しい血の斑点があった。 老宰相は使をやって夫人の父と兄を呼んでその面前で夫人を鞠問した。夫人は罪悪を包みかくさず自白した。 夫人の実父の老|両班は、いきなり....