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韓非
「韓非〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
韓非の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ヰタ・セクスアリス」より 著者:森鴎外
は彼の性質を刻薄だと思っていた。それには、彼が漢学の素養があって、いつも机の上に
韓非子《かんぴし》を置いていたのも、与《あずか》って力があったのだろう。今思えば....
「近時政論考」より 著者:陸羯南
なり、真に先生に彷彿たるものあり。峭深の文をもって事情を穿ち是非を明らかにするは
韓非に似て、しかしてしかく惨※ならず。もし不幸にして萎爾するなくば、必ず東洋の巨....
「死生」より 著者:幸徳秋水
ルノーも死刑となった、ペロプスカヤもオシンスキーも死刑となった、王子比干や商鞅も
韓非も高青邱も呉子胥も文天祥も死刑となった、木内宗五も吉田松蔭も雲井龍雄も江藤新....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
と言っておる。 一四 商鞅、移木の信 秦が六国を滅して天下を一統したのは、
韓非子《かんぴし》・商鞅《しょうおう》・李斯《りし》らの英傑が刑名法術の政策を用....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
門、後|縫殿助であった。拙誠堂の別号がある。幕府の儒員に列せられた。『荀子』、『
韓非子』、『淮南子』等の考証を作り、旁国典にも通じていた。明治十一年四月までなが....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
冬|反《かえ》るとて道を失うた時管仲老馬を放ちて随い行きついに道を得たという(『
韓非』説林上)。エッジウッドがダーウィンに与えた書簡にその小馬《ポニー》を伴れて....
「死刑の前」より 著者:幸徳秋水
七も、死刑となった。ペロプスカヤもオシンスキーも、死刑となった。王子比干や商鞅も
韓非子も高青邱も、呉子胥や文天祥も、死刑となった。木内宗五も吉田松陰も雲井竜雄も....
「歯車」より 著者:芥川竜之介
邯鄲の歩みを学ばないうちに寿陵の歩みを忘れてしまい、蛇行匍匐して帰郷したと云う「
韓非子」中の青年だった。今日の僕は誰の目にも「寿陵余子」であるのに違いなかった。....