音丸[語句情報] »
音丸
「音丸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
音丸の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「あやかしの鼓」より 著者:夢野久作
々の中で、最近に問題になった三人の変死の模様を取り調べた人々が、その犯人を私――
音丸久弥《おとまるきゅうや》と認めたのは無理もないことである。私はその最後の一人....
「湯女の魂」より 著者:泉鏡花
という芭蕉の句も、この辺という名代の荒海、ここを三十|噸、乃至五十噸の越後丸、観
音丸などと云うのが、入れ違いまする煙の色も荒海を乗越すためか一際濃く、且つ勇まし....
「取舵」より 著者:泉鏡花
上 「こりゃどうも厄介だねえ。」 観
音丸の船員は累々しき盲翁の手を執りて、艀より本船に扶乗する時、かくは呟きぬ。 ....
「朱絃舎浜子」より 著者:長谷川時雨
七人組といわれた、小夜子《さよこ》、老松《おいまつ》、秀千代《ひでちよ》、太郎、
音丸《おとまる》、栄竜《えいりゅう》、たちだ。この組はこの組で、浅草|千束町《せ....