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順道
「順道〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
順道の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
うと云って顔の色を変えて心配して居ります。桂庵に掛け合って貰って暇を取るのが勿論
順道でございますが、三年以上という証文がはいって居りますから、きっとなにか面倒な....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
好かろうという軟派と、他殺ならば其の下手人を探し出して、相当の仕置を受けさせるが
順道であるという硬派と、議論は二派に分かれたが、お才はどうしても主人のかたきを取....
「仇討たれ戯作」より 著者:林不忘
ねえか。おいらのほうが早く書き上げたんだから、一日でも京伝より早く開市にするのが
順道じゃあねえか。もし遅れたら以後春亭とは絶交だと言っておいたが、果して春亭のた....
「死者の書」より 著者:折口信夫
、一歩はおろか、女部屋を膝行り出ることすら、たまさかにもせぬ、郎女のことである。
順道ならば、今頃は既に、藤原の氏神河内の枚岡の御神か、春日の御社に、巫女の君とし....