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「頌徳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

頌徳の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
Mensura Zoili」より 著者:芥川竜之介
けたのも、やっぱりこの国の学者です。今でも確かゾイリアの首府には、この人の立派な頌徳表《しょうとくひょう》が立っている筈ですよ。」 僕は、角顋《かくあご》の見....
満韓ところどころ」より 著者:夏目漱石
なはだ静かである。突き当りにある楼門のような所へ這入ったら、今度は大きな亀の背に頌徳碑《しょうとくひ》が立ててあった。亀も大きかったが、碑も高い。蒙古と満洲と支....
少女地獄」より 著者:夢野久作
関前に建設の予定にて、東都彫塑、朝倉星雲氏の手にて製作中と伝えられおりし同校長の頌徳寿像《しょうとくじゅぞう》の、塵埃《ちり》と青錆とに包まれたる青銅胸像が、白....
二十五年間の文人の社会的地位の進歩」より 著者:内田魯庵
から以後一層目鮮しかったので、事毎に出版界のレコードを破った。茲で小生は博文館の頌徳表を書くのでないから、一々繰返して讃美する必要は無いが、博文館が日本の雑誌界....
夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
覧を許されていた。その集の中に、ふだんは余り注意しない文章であるが、『聖徳太子|頌徳文』というのがある。「皇国啓発の先覚、技芸外護の恩師」と冒頭に書き出してある....
古事記」より 著者:武田祐吉
幸 大山守の命 秋山の下氷壯夫 兄弟の國讓 神八井耳の命 兎道の稚郎子 仁賢天皇頌徳 初國知らし御眞木の天皇 聖帝の御世 雁の卵 國土 千葉の葛野 ....
三国志」より 著者:吉川英治
州へ送った。 なお、蜀中の窮民には、倉廩をひらいて施し、百姓の中の孝子や貞女を頌徳し、老人には寿米を恵むなど、善政を布いたので、蜀の民は、劉璋時代の悪政とひき....