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頭付
「頭付〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
頭付の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
の三浦さんと、せがれ夫婦と孫が二人。それだけがこの狭い座敷に坐って、赤い御飯にお
頭付きの一|尾も食べるというくらいのことです。この前日に京都の松茸を頂いたのは有....
「武装せる市街」より 著者:黒島伝治
白紫ずんでいぶっていた。 少年工と少女工が、作業台に並んで、手品師の如く素早く
頭付軸木を黄色の小函に詰めている「函詰」では、牛を追う舌打ちのように気ぜわしい音....
「怪談牡丹灯籠」より 著者:三遊亭円朝
此の金を襦袢へ縫込んでくれ、善藏や、手前は直に水道町の花屋へ行って、目出度く何か
頭付きの魚を三枚ばかり取って来い、序でに酒屋へ行って酒を二升、味淋を一升ばかり、....
「女の一生」より 著者:森本薫
お誕生日には何処かのお料理屋へつれて行ってくれて私を床の間の前へ坐らせました。尾
頭付の焼物を注文してお祝いしてくれるんです。お母さんがいないから、お家でご馳走す....