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頽る
「頽る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
頽るの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「河伯令嬢」より 著者:泉鏡花
のごとく打上げる。……歌麿の絵の蜑でも、かくのごとくんば溺れます。二打ち三打ち、
頽るる潮の黒髪を洗うたびに、顔の色が、しだいに蒼白にあせて、いまかえって雲を破っ....
「淡島椿岳」より 著者:内田魯庵
崖は有繋に名称を知っていて、片仮名で「ダイオラマ」と看板を書いてくれた。泰山前に
頽るるともビクともしない大西郷どんさえも評判に釣込まれてワザワザ見物に来て、大に....