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頽齢
「頽齢〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
頽齢の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
に於ても吾々が日常に感銘させられ過ぎる位感銘させられていた事実であった。 翁が
頽齢に及んで起居自由ならず所謂ヨボヨボ状態に陥って居られても、一度舞台に立たれる....
「つゆのあとさき」より 著者:永井荷風
ど好意を持っていたが、世間を憚《はばか》って見送りに行かず、世田ヶ谷の老人もまた
頽齢《たいれい》をいいわけにして出て来なかった。 列車が出発すると、進を始め男....