顕栄[語句情報] » 顕栄

「顕栄〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

顕栄の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
蒲生氏郷」より 著者:幸田露伴
人でも某老は同国人の借金の尻拭いを仕て遣り遣りして、終におのずからなる勢力を得て顕栄の地に達したという話だ。嘘《うそ》八百万両も貸付けたら小人島《こびとじま》の....
瘠我慢の説」より 著者:石河幹明
嫁し、維新功臣の末班に列して爵位の高きに居り、俸禄の豊なるに安んじ、得々として貴顕栄華の新地位を占めたるは、独り三河武士の末流として徳川|累世の恩義に対し相済ま....
二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
ったから、もし些かでも野心があったらドンナ方面にでも活躍出来たのである。が、富貴顕栄を見る土芥に等しく、旧外国語学校廃止後は官報局の一属僚を甘んじて世の栄達を冷....