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顕証
「顕証〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
顕証の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「連環記」より 著者:幸田露伴
ったのか否かも不明であるが、為基と右衛門との間に、歌の贈答が少くなかったことは、
顕証が存している。ただし其恋があったとしても、双方ともに遠慮がちで終ったのかも知....
「夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
いである。苦行である。それ故にその一々を贖いの過程と見て行けば、その贖いのための
顕証として、歓喜の相をそこに多少とも示さねばならない。鶴見はそれを内心に予感し得....