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風呂釜
「風呂釜〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
風呂釜の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「石ころ路」より 著者:田畑修一郎
間で、つくりつけの竈が二つ並んでおり、その隅にやはり竈の上にのっけて固めた工合の
風呂釜がある。むろん煙出しなんかないので、しょっちゅう煙がこもっているし、どこも....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
まする」 宇治橋のたもとが見えてくる。 通円ヶ茶屋の軒には、上品な老人が茶の
風呂釜をすえて、床几へ立ち寄る旅人に、風流を鬻いでいた。 庄田という髯侍の姿を....