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「飛鳥井〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

飛鳥井の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
うところも買っていただかなけりゃ。あなた、三一旦那は定家卿《ていかきょう》でも、飛鳥井大納言《あすかいだいなごん》でもございません、そう、殿様のように頭からケシ....
東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
く、また読んだでもなく、勅命によって一見を仰せつけられたものは数々あった。歌道は飛鳥井家の門人であって出藍《しゅつらん》の誉《ほまれ》高かったから、歌集の書写等....
源氏物語」より 著者:紫式部
にしむように思うのも無理はないのです。男は懐中から笛を出して吹きながら合い間に『飛鳥井《あすかゐ》に宿りはすべし蔭《かげ》もよし』などと歌うと、中ではいい音のす....
源氏物語」より 著者:紫式部
取り出す稲を食わせていたりするのが源氏にも客にも珍しかった。催馬楽《さいばら》の飛鳥井《あすかい》を二人で歌ってから、源氏の不在中の京の話を泣きもし、笑いもしな....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
新葉集』 十六 室町時代に歌は芸術であることをやめ始める、今川了俊、正徹、尭孝、飛鳥井雅世、正徹の論理と尭孝の理論、正徹と尭孝との定家の立て方 十七 東常縁、老....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
び名。いつものお連れというのは、おおかた徳大寺|実久、花山院忠長、大炊御門頼国、飛鳥井雅賢などというようなところの顔ぶれであろう。 墨菊太夫はやがて、先....
日本の伝説」より 著者:柳田国男
う湾の端には、船で通る人のよく知っている裳掛け岩という大岩があります。これなども飛鳥井姫という美しい上※ 安房の青木という村には、弘法大師の芋井戸というのがあ....