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飯行李
「飯行李〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「阿部一族」より 著者:森鴎外
来て待っていた。五助は肩にかけた浅葱《あさぎ》の嚢《ふくろ》をおろしてその中から
飯行李《めしこうり》を出した。蓋《ふた》をあけると握り飯が二つはいっている。それ....
「四国遍路日記」より 著者:種田山頭火
、行乞二時間、銭四銭米四合あまり功徳を戴いた、行乞相は額画のようであった、そこで
飯行李を開く、私もまた額画の一部分となった訳である。 室戸岬の突端に立ったのは三....