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飾り藁
「飾り藁〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
飾り藁の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黴」より 著者:徳田秋声
けて、瀬戸物などを提げて帰ることもあった。晦日になると、狭い部屋のなかには鏡餅や
飾り藁のようなものが一杯に散らかって、お銀の下駄の音が夜おそくまで家を出たり入っ....
「残されたる江戸」より 著者:柴田流星
うそうな。 江戸ッ児は何につけても担ぐとて嗤いたもうな。ケナせば元来が門松だの
飾り藁だのというもの、実はあってもなくてものもので、そを縁起まで祝うて年迎えのし....