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「餅花〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

餅花の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
雪の塔」より 著者:海若藍平
天井から吊りさがった青白いランプの光りで照らされています。 ランプのまわりには餅花《もちばな》や羽子板、ゴム鞠、運動具、おもちゃの船、車などが一パイに吊され、....
」より 著者:岡本かの子
に炬燵をかけて膝を入れながら、甘藷を剥いて食べている。友人の二見、椽に不動みやげ餅花と酒筒を置いて腰かけている。 ――芝の三田から中目黒の不動堂へ参詣して、ここ....
木綿以前の事」より 著者:柳田国男
けで、それはたしかに丸いから団子と謂ったのであった。信州の諏訪あたりでは、正月の餅花につける飾り団子をオマルと謂い、山梨でもカラコの白餅だけを、特にオダンスとい....