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「馨る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
取り上げると、サク、サク、サクと刻りかけの仮面を、巧妙な手練で刻り出した。プンと馨る楠の匂い、仮面材は年を経た楠の木なのである。パラパラと零れる木の屑は彫刻台の....