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馬宿
「馬宿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
馬宿の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
りとも増助郷にして、この急場を救い、あわせて百姓の負担を軽くしたい。次ぎに、御伝
馬宿々については今回の御下向のため人馬の継立て方も嵩むから、その手当てとして一宿....
「ノンシャラン道中記」より 著者:久生十蘭
ど二週間目の朝、ナポレオンはポピノに連れられて闘牛学校から三人のいるクウルス街の
馬宿までもどって来た。 コン吉とタヌの二人が、しきりにとみこう見するが勇気|凛....
「無月物語」より 著者:久生十蘭
の散所で人にいえぬようななりわいをしてかすかに命をつないでいたが、国吉はその冬、
馬宿《うまかた》と喧嘩して殺され、泰博は翌年の春、応天門の外でこれも何者かに斬ら....
「エタ源流考」より 著者:喜田貞吉
宿」という名のつく村数計十箇所の中で、他の九箇所は普通の夙であるが、那賀郡名手郷
馬宿村の中の狩宿村は皮田で、これは別だとある。しからばこれも摂津島下郡の宿河原と....